Nシリーズ L7ロードバランサー(Brocade Virtual Traffic Manager)

Brocade Virtual Traffic Manager(旧名称:SteelApp Traffic Manager)は、高機能および多機能なソフトウエアのADC(アプリケーション・デリバリー・コントローラー)/L7ロードバランサーです。
ソフトウエアとしてOSの上で動きます。
ポート番号やIPアドレスをベースにトラフィックを振り分けるL4負荷分散のみならず、アプリケーション情報をベースに振り分けるL7負荷分散が可能です。

L7ロードバランサー

特長

SSLアクセラレーターを標準装備

SSL通信で送受信されるデータを、暗号化・復号化処理する機能を標準で搭載しています。別途オプションなどをご購入いただく必要はありません。

多階層の負荷分散に対応

Nシリーズの標準ロードバランサーの配下にL7ロードバランサーを複数台配備したり、L7ロードバランサー配下にさらに複数台のL7ロードバランサーを配備するなどの構成も可能です。
また、プライベートLAN内(閉域網など)での負荷分散にも対応しています。

操作性に優れた管理メニュー

WebによるBrocade Virtual Traffic Manager管理画面を用意。操作性・管理性にも優れています。また、API(※)も用意しています。

  • API(ニフティクラウド API)とは別のものとなります。

多数の実績と安定性

クラウド事業者、エンタープライズ企業などさまざまな分野での多くの実績があります。

仕様

仮想サーバーソフトウエア Kernel 2.6以上
推奨メモリ 2GB以上
サポートする負荷分散アルゴリズム Round Robin、Weighted Round Robin、Perceptive、Least Connections、Weighted Least Connections、Fastest Response Time、Random Node
サポートするセッション・パーシステンス・クラス 全プロトコル対応 IP-based Persistence、Named Node persistence
HTTP、HTTPS対応 Transparent session affinity、Monitor application cookies、J2EE、ASPおよびASP.net、X-Zeus-Backen cookies
SSLプロトコル SSL Session ID persistence
L7ロードバランシング設定 Hostヘッダ、URL pathヘッダ、QUERY_STRING、Cookie
サポート対象プロトコル HTTP、HTTPS、SMTP、POP3、IMAP4、IMAP4S、LDAP、LDAPS、DNS(TCP、UDP)、FTP
サポート 提供内容 運用中のサポート対象プロトコル、対象機能利用時の不具合に対するQ&A
Brocade Virtual Traffic Managerのメニューについての解説
提供ソフトウエアに関する仕様、不具合のQ&A
ソフトウエア、メーカーマニュアルの提供
制限付きの提供内容 API関連は、メーカーへのエスカレーション
メーカー公開情報は、英語の原文のままご提供する場合もあります。
SSL証明書 ワイルドカード証明、クロスルート証明書に対応。証明書はPem形式
サービスプロテクション ネットワークアクセス制限、接続制限、不正形式HTTPのフィルタリング(DOS攻撃、DDOS攻撃、不正形式のHTTP攻撃に有効)
コンテンツ圧縮 クライアントへ送信するHTTPレスポンスの圧縮

シリーズ比較

  600シリーズ 1000シリーズ 2000シリーズ
重み付けラウンドロビン
ルール記述(TrafficScript) ×
セッション維持(スクリプト連動型) ×
グローバルロードバランス × ×
2Gbpsの高トラフィックプラン × ×

制限事項

  • ご利用にあたっては、Nシリーズ上のカスタマイズイメージ「Brocade Virtual Traffic Manager」からサーバーを作成する必要があります。
    「Brocade Virtual Traffic Manager」の性能を確保するために、以下の「推奨サーバー」を参考に、サーバーをご指定ください。
  • サーバー作成時にIPアドレスを、固定グローバルIPアドレスにしておく必要があります。
    作成時の固定IPアドレスが必要になりますので、控えておいてください。
  • 鍵長2048bit版のSSL証明書に対応しています。
  • ファイアウォールをご利用になる場合、管理ポート9090の設定が必要です。

推奨サーバー

帯域とSSLのトランザクション数に応じて、以下の表を参考に「Brocade Virtual Traffic Manager」に利用するサーバーをお選びください。

  上限帯域 SSLのトランザクション数
500TPS未満 500~1000TPS未満 1000~2000TPS
600シリーズ 10Mbps e-small2
(1vCPU/2GB)
e-large
(4vCPU/4GB)
large(4vCPU/4GB)
100Mbps
150Mbps
300Mbps medium4(2vCPU/4GB)
500Mbps
1Gbps  
1000シリーズ 10Mbps large16(4vCPU/16GB)以上
200Mbps xlarge16(6vCPU/16GB)以上
1Gbps xlarge24(6vCPU/24GB)以上
2000シリーズ 1Gbps xlarge32(6vCPU/32GB)以上
2Gbps
  • システム全体のトラフィック量やパケットサイズにより、推奨サーバーより上位スペックのサーバーを要求する場合があります。

料金

  上限帯域 月額(税抜)
600シリーズ 10Mbps 41,250円/月
100Mbps 60,000円/月
150Mbps 82,900円/月
300Mbps 97,000円/月
500Mbps 112,000円/月
1Gbps 207,500円/月
1000シリーズ 10Mbps 100,000円/月
200Mbps 142,860円/月
1Gbps 228,600円/月
2000シリーズ 1Gbps 324,860円/月
2Gbps 471,500円/月
  • サーバー1台ごとに1ライセンスのお申込みが必要です。
  • 提供開始日の属する月の利用料金は、無料です。ただし、無料期間後の1か月間が最低利用期間となります。
    最低利用期間経過前に、サービスを解約する場合は1か月分の利用料金を請求いたします。
  • 利用期間に関わらず、利用料金は日割りされません。
  • プラン、ライセンスなどご利用内容変更時の新料金は、翌月より反映されます。
  • L7ロードバランサー利用時は、別途イメージサーバーの利用料金が発生します。
  • 解約については、注意事項をご確認ください。
  • 冗長化構成にした場合、サーバー料金2台分、「Brocade Virtual Traffic Manager」2式分の料金がかかり、「Brocade Virtual Traffic Manager」の管理画面も2つになります。
    冗長化構成の場合、別途お見積が必要です。以下のフォームより、お問い合わせください。 ※「Nシリーズ L7ロードバランサー 冗長化構成見積依頼」と記載してください。

ご利用方法

お申し込み イメージサーバー作成 ライセンス発行依頼 ライセンス発行 ご利用開始(環境設定)

お申し込みお客様

本サービスのお申し込み、設定変更、解約については、以下のオプションサービスお申込みフォーム内の「L7ロードバランサー 各種申請フォーム」より、お申し込みください。
お申込みから利用開始まで10営業日程度かかります。余裕を持ってお申し込みください。

オプションサービスお申込みフォーム

お申込完了のご連絡当社

「L7ロードバランサー各種申請フォーム」にご入力いただいたお客様のメールアドレス宛に申込完了のご連絡をいたします。

イメージサーバー作成お客様

申込完了通知を受領後、お客様にてNシリーズのコントロールパネルよりイメージ(カスタマイズ-パブリック)から「Brocade Virtual Traffic Manager」用のイメージサーバー作成を行ってください。
この際に固定アドレスで作成を行い、グローバルIPアドレスを控えておいてください。
冗長化構成や複数台利用時は、必要台数分の作成を行ってください。
また、L7ロードバランサーの性能を確保するために、10~150Mbpsの帯域では「small2」以上のサーバーを、300~500Mbpsの帯域では「medium」以上のサーバーをご指定ください。

ライセンス発行依頼お客様

イメージ作成時に割り振られたグローバルIPアドレスと必要事項を記入のうえメールにてライセンスの発行をご依頼ください。
宛先、必要事項についてはお申込完了通知メールに記載しておりますので、ご確認の上、ご送付ください。

提供開始のご連絡・ライセンス発行当社

当社より、「L7ロードバランサー 各種申請フォーム」にご入力いただいたお客様のメールアドレス宛に提供開始のご連絡とライセンスファイルを送付いたします。
メール内に導入手順書などマニュアルのURLを記載しておりますのでダウンロードしてご利用ください。

ご利用開始(環境設定)お客様

お客様にてBrocade Virtual Traffic Manager管理画面へアクセスし、ライセンスファイルをアップロードして、利用を開始してください。
詳しくはマニュアルをご覧ください。

注意事項

  • 解約は、解約希望日(月の末日のみとします)の1か月前までにオプションサービスお申込みフォーム内の「L7ロードバランサー各種申請フォーム」よりご申請ください。
  • Nシリーズ向けに提供されている「Brocade Virtual Traffic Manager」ライセンスの有効期限は、毎年3月末日に設定されております。
    毎年2月~3月上旬に、ライセンス更新のご案内をいたしますので、お客様にて更新をお願いいたします。ライセンス更新手順は、以下の図研ネットウエイブ株式会社 サポートサイトをご覧ください。
    更新に伴う別途費用は、発生いたしません。また、ライセンス更新に伴う通信断、OSの再起動はございません。

サポートについて

以下のページにて、導入手順書、技術情報、FAQ等をご確認いただけます。

図研ネットウエイブ株式会社 サポートサイト(サポートサイトのIDとアカウントが必要です。)

障害や仕様に関するお問い合わせは、当社へご連絡ください。
(対応時間は提供施設等提供会社の窓口に準じますので、あらかじめご了承ください。)

障害に関するお問い合わせ
ビットアイルクラウド Nシリーズ お問い合わせ全般(障害を除く)

最新バージョンでご利用ください

パブリックイメージにて提供しているバージョンは、図研ネットウエイブ社より提供しております。
初期構築後、最新のバージョンにアップグレードして利用されることを推奨いたします。

  • 最新バージョンは、以下のサポートサイトよりダウンロードすることが可能です。
図研ネットウェイブ株式会社 サポートサイト

冗長化構成で利用される場合の推奨設定について

Nシリーズでは、リソースを共有しておりますので、設定によっては主従の切り替わりが多く発生してしまう場合があります。次の設定をしていただくことで、切り替わりの発生頻度を緩和することが可能です。

切り替わりタイミングの変更

切り替わりタイミングのデフォルト値、0.5秒間隔5回(2秒)を、2秒間隔10回(20秒)に変更します。

  変更前(デフォルト値) 変更後
flipper!monitor_interval 500 2000
flipper!monitor_timeout 5 10
  • 管理画面のUIより、
    System>Global setting>Fault Toleranceもしくは、System>Fault Tolerance>General
    バージョンによって異なりますので、詳しくは図研ネットウエイブ社のサポートサイトにてご確認ください。

監視IPアドレスの設定追加

デフォルトでは、ゲートウェイアドレスのみが設定されていますが、追加することにより、切り替わりが発生しにくくなります。

  変更前(デフォルト値) 変更後
flipper!frontend_check_addrs 空欄(default:%gateway%) %gateway%,IPアドレス
  • 管理画面のUIより、
    System>Global setting>Fault Toleranceもしくは、System>Fault Tolerance>General
    バージョンによって異なりますので、詳しくは図研ネットウエイブ社のサポートサイトにてご確認ください。
  • ほかのサーバーのグローバル側IPアドレスをカンマ区切りで追加。pingが疎通できるように設定してください。
Nシリーズの機能・利便性を向上させるサードパーティーソリューションを、販売・提供するサービスです。

提供企業:図研ネットウエイブ株式会社

NetWave
  • 本ページ記載の金額は、すべて税抜表示です。
  • 本ページ記載の他社製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です。
  • 本ページの内容は、2015年6月1日時点の情報です。


Nシリーズ 機能・サービス一覧

仕様

サーバータイプ・仕様

基本サービス

サーバー・ディスク機能

ネットワーク機能

ストレージ機能

セキュリティ機能

その他の機能

エンジニアリングパーツ

関連項目

料金