株式会社ISAO様

導入事例 株式会社ISAO様

コロケーションとクラウドを組み合わせたハイブリッド環境でオンライン対戦ゲームのサービス基盤を構築

株式会社ISAOは、ゲームやエンターテインメント業界を中心に、サービス企画・開発、運営事業、課金・決済代行事業、サーバ構築・運用事業などを担っている企業だ。今回、大手ゲーム会社からの依頼で、ビットアイルのコロケーションサービスとパブリッククラウドサービス「Nシリーズ」を組み合わせたハイブリッドクラウド環境を構築。大量のアクセスを処理しなければならないオンライン対戦ゲームの、安定したサービス基盤の構築を実現した。

株式会社ISAO様
(左から)片貝 力也氏、湯川 啓太氏

導入のポイント

導入のポイント

導入イメージ

ビットアイルのデータセンターに物理環境を構築。パブリッククラウドサービス「Nシリーズ」に構築したクラウド環境を「ビットアイル コネクト」でプライベート接続した、ハイブリッドクラウド環境。物理環境とクラウド環境は、セキュアでレイテンシの低い通信が可能となっている。

導入イメージ

コロケーションとNシリーズをビットアイル コネクトで接続しハイブリッド環境を実現

長年にわたりビットアイルのデータセンターを活用

株式会社ISAOでは、物理、仮想、クラウド環境を問わず、お客様への最適なサーバ環境の構築や、オンサイトでの運用や保守、監視といった高品質なサービスを提供している。特に近年では、オンラインゲームやソーシャルゲームで培ってきた運用ノウハウと、多彩なクラウドパートナーとの情報交換をベースに、お客様のニーズに最適なクラウド環境の構築・運用に注力している。

「以前はハウジングでの物理環境の構築が多かったのですが、近年ではクラウドに関するお問い合わせが急速に増加しています。現在は、クラウドが最重要分野ということで、特に力を入れています」と話すのは、iPEGASaaS営業部 マーケターの湯川 啓太氏だ。

同社では以前より、お客様のサーバ環境構築・運用に、ビットアイルのデータセンターを利用してきた。それまでは他のデータセンターも利用していたが、近年ではビットアイルに集約しているという。

「オンサイトでの保守という要件も多いので、なるべくデータセンターを分散させたくありません。その流れもあり、ビットアイルのデータセンターは都内にあるため交通のアクセスも良いですし、さまざまな要望に対する対応が柔軟な点を高く評価して、集約することにしました」と、ITソリューション事業部 システムソリューショングループ グループ長の片貝 力也氏は言う。

コロケーションと「Nシリーズ」のハイブリッドクラウド環境を構築

今回、同社では大手ゲーム会社からの依頼を受け、オンライン対戦ゲームのインフラ構築を行った。多くのアクセスが集中するゲームサーバや認証サーバ、DBサーバなどはビットアイルのデータセンターに物理環境で構築し、チャット用のサーバをパブリッククラウドサービス「Nシリーズ」に置いて、プライベート接続するといったハイブリッドクラウド構成である。

当初はユーザ数の増加に応じて、スケールする必要のあるゲームサーバを仮想化する予定でテストを進めた。しかし、スペック面で実現が難しかったため、物理環境で構築することにした。さらにその一方で、Nシリーズがリリースされたことで、同社はそれほどスペックを必要としないチャットサーバのみをクラウド化することに決定。Nシリーズはスケールが可能で、急なアクセス集中にも対応できるのに加えて、「ビットアイル コネクト」でコロケーションとプライベート接続することで、容易にハイブリッド環境を構築できるのが特長だ。これにより、物理とクラウド間をセキュアかつ低レイテンシで通信できる。

今回の構築では、コロケーションのインフラ構築にあたって、サーバやネットワーク機器を新たに購入するのではなく、ビットアイルのレンタルサービスを利用している。

「テスト段階ではあまり高スペックの機器は必要ないため、小さくスタートし、ユーザ数の増加にしたがって、機器をアップグレードする方法で構築しました。こうすることで、かなりコストを抑えることができています」と片貝氏は述べる。

トラブルなく、安定したサービス基盤の構築を実現

コロケーション、Nシリーズともに構築はスムーズに進み、スケジュール通りにインフラの構築実現、順調に稼働している。ゲームも2015年春、正式にリリースされた。ビットアイルでは、レンタル機器の調達に加え、ハイブリッド接続のネットワーク構成などに関する支援なども積極的に行った。

「お客様からは、スケジュール通りにリリースできたことを高く評価いただいています。今回の成功を受けて、他のタイトルに関するご相談もいただいています」(湯川氏)

同社では現在、ゲーム業界以外の企業からも、ハイブリッド構成の問い合わせが増加しているという。特にエンタープライズ系では、セキュリティやアプリケーションの制約上でクラウド化できないサーバがあるケースも多く、今後もハイブリッドクラウドのニーズは増えていくと考えている。

片貝氏は、「ビットアイルにコロケーションを集約していますので、ハイブリッドクラウドを含め、これからもさまざまな案件があると思います。今後も手厚い支援を期待しています」と語る。今後もビットアイルは、ISAOのパートナーとして、積極的に支援を続けていく。

パブリッククラウド Nシリーズについて

純国産のパブリッククラウドサービス。耐災害性、信頼性の高いデータセンターで運用しているため、安心して利用できる。「ビットアイル コネクト」(L3接続サービス)と合わせて利用することで、他のビットアイルサービス、お客様の拠点や他社クラウドサービスとのプライベート通信が可能だ。

プライベートクラウド基盤について

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