シルバーエッグ・テクノロジー株式会社様

導入事例 シルバーエッグ・テクノロジー株式会社様

「レコメンド機能」の突発的アクセスを解消する
サービスインフラの整備を実現

ECサイトのレコメンド機能やレコメンド広告をサービスとして提供するシルバーエッグ・テクノロジー。同社では、お客様サイトにおいて突発的なアクセス数の増加が見込まれるケースで、リソースの増強をいかに迅速に行うかが重要なテーマとなっていた。これに対し、ビットアイルの「Direct Access for AWS(現L3接続サービス ビットアイル コネクト)」を導入することで、同社はリソースの課題を解消している。

シルバーエッグ・テクノロジー株式会社様
(左から)西村 淳子氏、白井 慎太郎氏

導入のポイント

導入のポイント

導入イメージ

ビットアイルの東京データセンターで運用するシステムとAWSを「Direct Access for AWS 」 で接続。AWSとのハイブリッド利用により、お客様サイトのアクセス増大などに対応できるよう 拡張性を実現。必要に応じてサーバなどのインフラリソースをスピーディに調達できる環境が整備 されている。

導入イメージ

「Direct Access for AWS」の導入によりサービスインフラの柔軟かつ迅速な拡張を実現

お客様のビジネス変化に応じたインフラ調達のリードタイムが課題

Webビジネスにおけるマーケティングの要となるレコメンド機能を、ASPで提供するシルバーエッグ・テクノロジー。「当社のサービスは、国内大手のコンビニエンスストアチェーン、ベルメゾンネットやショップチャンネルなどの通販会社をはじめ、数多くの企業に採用いただいており、消費者に対して高度にパーソナライズされたW e b サイトの実現を弊社のレコメンドサービスやレコメンド広告サービスを通じて支援しています」とCOO&専務取締役西村 淳子氏は紹介する。

もともと同社では、複数のデータセンターで物理環境にシステムを展開し、サービスを提供していた。しかし、特にECサイトの場合には、セールの開催やキャンペーンなど突発的にアクセス数が増加することも少なくない。「これらに対応するためには、お客様サイト側のシステムはもちろん、そこにサービスを提供している当社のシステムにおいてもリソースの増強が必要です。同時に物理環境では、お客様からの要請を受けてサーバなどのリソースを調達し、セットアップを行わなければならないなど、リードタイムが長くなるという問題がありました」と語るのは、エンジニアリング部 サービスオペレーションチーム リーダー 白井 慎太郎氏だ。

データセンターとAWSの間を手軽に接続できるサービス

そんな中、規模の大きなプロジェクトが舞い込んだ。1カ月という短期での立ち上げが求められており、同社が有するシステムリソースを早急に増強する必要があった。お客様の要望を踏まえ、さらに物理基盤の運用にかかわる人的リソースなども考慮して、同社が導き出した回答がアマゾン ウェブ サービス(AWS)の活用だった。そして、AWSを物理基盤の拡張として使えるメリットを評価し「Direct Access for AWS 」を選定した。

選定には、これまでも同社がビットアイルのデータセンターサービスを利用していた実績に加えて、データセンターからAWS Direct Connect経由でAWSへ、手軽に接続できたことが決め手となった。「AWS Direct Connect を利用するには、専用回線の手配やネットワーク機器の導入、冗長化など煩雑な作業が不可欠ですが、Direct Access for AWSではビットアイルがそうした環境をすべて整備してくれ、ユーザはその基盤をサービスとして利用するだけという簡便さに大きな魅力を感じました」と白井氏はその理由を強調する。さらに、ビットアイルのデータセンターは自社設備ということで、データセンターサービスへの信頼性が採用を後押ししたという。

同社が本プロジェクトにかかわる検討を開始したのが2012年夏のことだ。Direct Access for AWS の導入決定後、約2週間というスピードでサービスの立ち上げを実現した。

柔軟なインフラ拡張でお客様のビジネススピードに対応

同社ではDirect Access for AWSを導入して、ビットアイルの東京データセンターで運用するシステムとAWSを接続。AWS側の環境を活用することで、お客様のビジネス上の要求に対応して、必要に応じてサーバなどのインフラリソースを速やかに用意できるようになった。

「セール開催など、お客様のビジネスイベントによるサイトへの突発的なアクセス増大や、ビジネスの成長に伴うシステム拡張にも速やかに対応できる環境が整い、当社のサービス品質も向上。お客様満足度のアップにもつながっています」と西村氏は強調する。

今後、同社では導入したシステム基盤を生かし、サービス面でさらなる取り組みを推進していく。システムに関する当社のコンセプトは、常に多様なオプションを保持すること。つまり、特定のクラウド事業者への過度な依存、ベンダーロックインは避けたいと考えています。そうした観点でビットアイルには、SoftLayerあるいはMicrosoft Azureのほか、多様なクラウド事業者との接続に期待しています」と白井氏は語る。

一方、同社ではすでにアジア、欧州圏など、海外でのサービス提供も開始しており、さらなるグローバル対応は同社にとって重要なテーマとなっている。「グローバル対応においても、ビットアイルが当社のシステム、ネットワークインフラを支えるパートナーとして、なお一層サポートしてくれることを大いに期待しています」と西村氏は語る。

Direct Access for AWSについて

「AWS Direct Connect」を利用して、ビットアイルのデータセンターとAWSとの高品質な接続環境を提供するサービス。ビットアイルデータセンター内のシステムとAWSサービス上のシステムを低レイテンシで接続し、性能面・コスト面などにおいて安定性の高いネットワークとともにハイブリッドなインフラを構築できる。

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