株式会社ブレインパッド様

導入事例 株式会社ブレインパッド様

「Direct Access for AWS 」で
セキュアなクラウド型BIサービス基盤を実現

データ分析およびその関連サービスのパイオニア企業として、クライアント企業のビジネス強化を支援する株式会社ブレインパッド。同社のクラウド型BI(Business Intelligence)サービス「Cloudstock」の基盤において、オンプレミスとアマゾン ウェブ サービス(AWS)のハイブリッド環境の構築に、ビットアイルの「Direct Access for AWS(現L3接続サービス ビットアイル コネクト)」を採用した。採用した理由や導入効果などを伺った。

株式会社ブレインパッド様
(左から)飯田 晴久氏、平澤 秀隆氏
塚本 修一氏、太田 満久氏

導入のポイント

導入のポイント

導入イメージ

データベースおよびストレージは、ビットアイルのデータセンター内のオンプレミス環境に配置。一方、BIツールや顧客専用ページ用のWebサーバなどは、AWS上のAmazon VPCを利用。両者を接続する「AWS Direct Connect」には、ビットアイルの「Direct Access for AWS」を採用し、セキュアで安定したネットワークを実現している。

導入イメージ

オンプレミスとAWSをプライベート接続。顧客の大切なビジネスデータを守る

クラウド型BIサービスの基盤にハイブリッド構成を採用

ブレインパッドは2004年の創業以来、一貫してデータ分析を柱に事業展開してきた企業である。同社のサービスである「Cloudstock」は、各種ツールや高性能なデータベースなど、同社の分析環境と同様の環境をお客様にもご利用頂けるようAWSと自社プライベートクラウド上に構築したハイブリッド型分析環境だ。

一般的に、大量のデータを適切に分析してビジネスに活かすノウハウは、一朝一夕には身につかないもの。「当社はデータ分析に10年近く注力してきたこともあり、分析官の人材育成とともにノウハウ蓄積に取り組んできました。Cloudstockにはそのノウハウが凝縮されています」と強調する太田氏。そのような「データ分析のプロ」が構築した分析環境が、必要な時にすぐさまスモールスタートで利用できることがCloudstockの強みである。

そして、Cloudstockのシステム基盤は、オンプレミスとAWSのハイブリッド構成となっている点が特長だ。

「システムで最も重視したのがセキュリティです。そのため、お客様の大切なデータを保持するデータベースとストレージは、データセンター内のオンプレミス環境上に配備します。一方、BIツールやWebサーバといったフロントは、AWS上のAmazon VPCを利用することで、アクセス数の増減に柔軟かつ適正コストで対応可能とします」(平澤氏)

オンプレミスとAWSの接続に「Direct Access for AWS 」を導入

ブレインパッドは、オンプレミスのデータセンターとして、創業以来利用してきたビットアイルデータセンターを採用。オンプレミスとAWSを結ぶビットアイルの「Direct Access for AWS」である。

「Direct Access for AWSなら、データセンターとAWSを専用回線でセキュアに接続ができます。ネットワークが安定していることや低レイテンシであることもポイントでした。その点はビットアイルを長年利用してきた実績があったので信頼できました。また、AWSからのデータ転送コストもインターネット接続に比べて、約1/3に抑えられるのも魅力でした」(飯田氏)

加えて、接続のしやすさも採用のポイントとなった。「BGPをはじめ多彩なネットワーク接続方式が用意されており、既存ネットワークを一切変更なく導入できました。また、接続設定はビットアイルの技術者にお任せしました。AWS Direct Connectには特殊な技術が必要であり、もし自社のみで接続設定をしたら、多大な時間と労力を要したと思います」と飯田氏は振り返る。

高いセキュリティと安定性を実現将来を見据えた基盤強化も達成

2012年のはじめ、ブレインパッドはCloudstockのサービスをリリース。さらに、2012年末からオンプレミスとAWSの接続設定を手がけるなど、システム構築を進めた。その中で、オンプレミスとAWSでの認証一元化の仕組みも、ビットアイルの支援によって整備している。

平澤氏はDirect Access for AWSの導入による効果を「オンプレミスとAWSのプライベート接続によって、高いセキュリティを実現できました。冗長化による可用性、安定性、低レイテンシもサービス品質の担保に大きく貢献しています。AWSからのデータ転送コストも、インターネット接続の約1/3なので大変助かります」と語る。

そして、Cloudstockを含めた分析サービスの提供基盤を強化できたのも大きいという。「今回、オンプレミスとAWSをプライベート接続したことで、自社システムからAWSのすべてのサービスを短期間で構築できました。さらにビットアイルのサポートも加わって、必要最小限のコストと工数で基盤を整備することができました」と塚本氏は語る。

今後は分析サービスの拡充とともに、提供基盤のさらなる最適化も進めていく。「IBMのSoftLayerなどAWS以外のクラウドサービスも、用途などに応じて適宜使い分けたいと考えています。その点、ビットアイルは『Direct Access for SoftLayer』の提供を予定しているなど、クラウドニュートラルなので我々の要望に合致していると思います」と飯田氏は締めくくった。

Direct Access for AWSについて

「AWS Direct Connect」を利用して、ビットアイルの東京都心に立地するデータセンターと AWSとの高品質な接続環境を提供するサービス。ビットアイルデータセンター内のシステムと AWSサービス上のシステムを低レイテンシで接続し、性能面・コスト面などにおいて安定性の高いネットワークとともに ハイブリッドなインフラを構築できる。

Direct Access for AWS

導入サービス