アライドアーキテクツ株式会社様

導入事例 アライドアーキテクツ株式会社様

クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境を実現
「モニプラ」におけるスパイクアクセスを解消

企業のソーシャルメディアマーケティングを総合的に支援し、さまざまなソリューションを提供するアライドアーキテクツ株式会社。人気サービスの「スパイクアクセス」に悩んでいた同社では、ビットアイルのデータセンターサービスとアマゾン ウェブ サービス(AWS)を連携したハイブリッド環境でその課題を解決している。「Direct Access for AWS(現L3接続サービス ビットアイル コネクト)」を活用したハイブリッド環境によるメリットや効果などを伺った。

アライドアーキテクツ株式会社様
平野 裕介氏

導入のポイント

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導入イメージ

「モニプラ」などの各種サービスは、ビットアイルのデータセンター上で稼働。スパイクアクセスなど、突発的な負荷が事前に把握できる場合、WebサーバをAWSに切り替え、アクセスの急増に備える。そして「Direct Access for AWS」により、ビットアイルのデータセンター上のシステムとAWSをつなぐ仕組みだ。

導入イメージ

「Direct Access for AWS」の活用で、スパイクアクセスを解消

人気サービスの課題は突発的なスパイクアクセス

アライドアーキテクツでは、集客や顧客接点の醸成や、企業とソーシャルメディアユーザのマッチングなどを実現する「モニプラ(MONIPLA)」を中心に、ソーシャルメディアやオウンドメディアのマーケティングを幅広く支援している。

「サーバを運用する中で、特に「モニプラ for Facebook」においては、『スパイクアクセス』に悩まされていました」と話すのは、開発本部 システム部 シニア インフラストラクチャ エンジニアの平野 裕介氏。スパイクアクセスとは、突発的にアクセスが急増し、短いピークで収束する状態を表し、トラフィックのデータが尖った形(スパイク)になることからこう呼ばれる。

「テレビやメディアなどでモニプラを利用したキャンペーンが取り上げられたりすると、スパイクアクセスが発生し、サーバの動きをスローダウンさせてしまう状況でした。短い期間で収まるのですが、対応に苦慮していました」(平野氏)

モニプラはデータセンター上のオンプレミスシステムで構築され、キャンペーンの受け口となるWebサーバも同システム上で稼働していた。「事業の拡大とともにサーバも拡張しましたが、スパイクアクセスに対応できるほどの追加投資をすることは難しく、さまざまな対応策を考えていました」と平野氏は当時を振り返る。

スパイクアクセス解消へハイブリッド環境を選択

そんな中、スパイクアクセスの解決方法として浮かび上がったのが、クラウドのスケールを生かす方法だ。当時、すでにアライドアーキテクツではAWSのクラウドサービスをオンプレミスと並行して利用していた。

「モニプラ以外でFacebookアプリの運用などにAWSを活用していました。かなり早い時期からAWSを利用していたため、クラウドに関するスキルを持った技術者も多く、クラウドのスケールメリットを生かして、スパイクアクセスを解決していくことになりました」(平野氏)

そうしたインフラの見直しをする中で、提案を行ったのがビットアイルである。モニプラはビットアイルのデータセンター上で稼働しており、ビットアイルとのパートナーシップはアライドアーキテクツの創業以来、9年以上に及ぶ。

「ビットアイルが提案してくれたのが、『Direct Access for AWS』です。クラウドのスケールを生かしたハイブリッド環境の構築を実現するために最適な接続サービスです」と平野氏は強調する。「Direct Access for AWS」は、ビットアイルのデータセンターとAWSが提供するクラウドサービスを、インターネットを介さず直接接続する専用ネットワークサービスだ。

「システムをすべてAWSに置く選択肢もありましたが、データベースなどはオンプレミスで運用するほうがお客様にも安心です。WebサーバだけをAWSに移し、スパイクアクセスにスケールで対応するハイブリッド構成がベストと考えました。Direct Access for AWSは低コストで、かつセキュリティを確保して簡単に接続できますので、最適なサービスと感じています」と平野氏は評価する。加えて、それまで長い期間、データセンターを利用してきた中で、ビットアイルの対応も高く評価している。

「Direct Access for AWS」でハイブリッド環境を容易に構築

こうしてDirect Access for AWSは正式に導入された。「しっかりとした手順などもレクチャーしてもらいましたので、導入に苦労はありませんでした。ビットアイルにも手厚くサポートしてもらい、助かりました」と平野氏は話す。

ビットアイルのデータセンター上にあるオンプレミスシステムとAWSの連携はすでにスタートしており、Webサーバへの急激なアクセス増加をAWS側で受けるという切り替えも実際に行われている。

ハイブリッド環境の効果について平野氏は、「同程度のトラフィックをオンプレミス側だけで受けていたらシステムがスローダウンしてしまうリスクを、AWS側で受けることによって通常のトランザクションとして完了できるという点では、大きな効果があったと思います」と評価する。

今後は、モニプラ以外のサービスについてもハイブリッド活用を考えており、その際にAWSとバックエンドをつなぐ回線としてDirect Access for AWSは大きな効果を上げていくだろう。

「当社ではスマートフォンを活用したサービスを多く提供しています。突発的なスパイクアクセスに対応しなくてはならない機会は今後ますます増えてくると考えています。現在はWebサーバをAWSへ切り替える作業は手動で行っていますが、定常的あるいは自動的にAWSへスケールするハイブリッド構成も視野に入れています」と平野氏は展望を語る。ビットアイルでは、ますますサービスを拡大、進化していくアライドアーキテクツのインフラを積極的に支援していく。

Direct Access for AWSについて

「AWS Direct Connect」を利用して、ビットアイルの東京都心に立地するデータセンターとAWSとの高品質な接続環境を提供するサービス。ビットアイルデータセンター内のシステムとAWSサービス上のシステムを低レイテンシで接続し、性能面・コスト面などにおいて安定性の高いネットワークとともにハイブリッドなインフラを構築できる。

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